季節外れの台風と旬。 | 並木通り しろがね

季節外れの台風と旬。

投稿者:銀純洋

季節外れの台風と旬。 

 

もう10月末なので。

台風も終わりかと思っていたら。

 

季節外れの

台風が発生する可能性が

あるらしい。 

 

まだフィリピン東海上の話だが。

 

さらに発達して台風となるそうだ。

今後はこの熱帯低気圧の動きに

 

要注意だ。 注意 

節外れの台風。

 

温暖化のせいか異常気象の影響は

食材の旬にも影響している。

 

食材には右差し

 

初旬・しょじゅん(はしり)

中旬・ちゅうじゅん(しゅん)

下旬・げじゅん(なごり)

 

と三段階ある。

 

1ヶ月で旬と呼ばれる時期は

10日間しかない。

 

月日が流れるのは早いが。

食材に与えられた季節の旬の

時間はもっと短い。

 

 

旬が気になり久しぶりに市場へ足を運んだ。

 

 

初めにしては

ずいぶんと魚の荷が少ない気がした。

 

卸の魚屋さんと話したら、タコ

 

コロナ禍がまだ尾を引いてるせいで。

ずいぶん前から、

魚の入荷は少ないとのこと。

 

不景気で動かない魚にまで

広島は逃げられたのだろうか。

 

近頃は、

独自のルートで仕入れる飲食店も多く、

 

物流の形もバス

変わったのかもしれない。

 

先日も話したが、

地産地消にはたくさんの

メリットがある。

 

同じ地域で100円を使うと、

その100円は地域の誰かの収入になる。

またその100円は、

地域全体の価値ということになる。

 

この利益の循環を

三面等価の原則という。

 

収入の多い町には物や人が集まる。

 

それは良い材料や、

良い料理人が集まってくる。

理由になる。

 

注意右差し広島の場合は良い材料も良い料理人も

  帰ってくるということになる。。

 

この循環が当たり前になれば

「食」が「社会」

を変えれるのではないだろうか?

 

注意右差しの話で少しうちの話を

 

今は病欠中だが

僕と料理を

ツートップでやってくれてた

 

石川の親父は

若い頃はこんなイメージ。。

 

日本中がバブルの頃

 

流れ板として、

全国の板場を回ったらしい。

 

西(西日本)の料理人は、

東(関東)ではギャラが高く、

重宝され。

 

女子にすこぶるモテたらしい。

 

景気が良かったから

の話ではない。

 

当時も1ドル150円

(バブル景気の1年前は1ドル240円)

注意この手の経済の話はまたいずれ。。

 

 

地域内需で利益の循環はできる。

 

これは飲食業界だけではない。

一次産業から恩恵を受ける

すべての産業に言えることではないだろうか?

 

市場のことを河岸(かし)という

 

対岸のはなしだけにせず

少しだけ振り返ってみていただきたい。

 

それではまた明日!

並木通り しろがね

【広島市 中区 三川町10−18】

予約082−246−4333

 

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